2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

言葉の限界

言葉には限界がある。 お腹すいてるときに 「お腹すいてつらいね」って言われても ひとつも腹の足しにならない。 共感、肯定、優しさ、励ましの言葉も 物理的な問題は解決できない。 むなしいだけだ。 「死にたい」という感情を持つ人。 一見、精神的な問題…

記憶を消すことについて

5、6年くらい前から、嫌な記憶を消せたら幸せになれるのになあ と思っていた。 昨日、ここに書いて 今日、さらに考えた結果 記憶を消しても、幸せにはなれない。 という結論が出た。 もし、不幸の記憶が無かったら 不幸と比較して感じる幸福、を感じることが…

俺の人生 消滅編

人間の記憶を消す装置を開発した、71歳の春。 世界中の人間の脳から、嫌な記憶を消して回る。 10年間の旅路の果て 81歳の冬、トラウマを抱えたある少年の記憶を消すと同時に 己の死期を感じとる。 自身の死が、誰かのトラウマになってはいけないと 遺書を残…

俺の人生 誕生編

母の12時間くらいの格闘の末、誕生。 驚異的な出生体重を叩き出す。 でかい。 神奈川県横浜市の、窓から海が見える病院。 昇る朝日と共に、俺の産声が、太平洋に響き渡ったとか、響き渡ってないとか。 俺の第一声は、おぎゃあではなく 「俺的には明日のつも…

続 自己肯定感とは

自己肯定感を身に付けるには、もう遅い。と書いたのには理由があります。 それは、自己肯定感なんていらないと思っているからです。 俺は、自己肯定感という言葉が嫌いです。 この言葉には、「自己肯定感が無い人間はクズだ」みたいなニュアンスがあります。…

自己肯定感の解説

引用元 http://www.nhk.or.jp/sukusuku/p2019/804.html 立花良之(国立成育医療研究センター こころの診療部 乳幼児メンタルヘルス診療科 /児童精神科医) 「体罰が親子関係を揺るがしてしまうことが問題」 子どもが体罰を受ける中で「自分は親から愛されて…