2021年3月27日の下書き

いつ死んでもおかしくない人を目の前にしたとき、俺にできることはなんだろう。

生きていてもらうために、俺にできることはなんだろう。

なんで俺は、生きていてほしいと思うんだろう。

 

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii09/deth8.html#

厚生労働省の2009年の調査によれば、日本人の15歳から39歳までの死因の一位は、自殺だ。

これを読んでいる15歳から39歳までのあなた。

あなたが気をつけたほうがいいのは、"不慮の事故"でも、"悪性新生物=ガン"でも、"心疾患"でもない。

"自殺"だ。

 

時間を巻き戻してみる。

自ら死を選ぶ人に、こう聞いたらなんて答えるだろう。

「生まれてきたかったですか?」

少し想像しただけで、答えが出た。

これは愚問だ。

 

本当は誰だって同じだ。

誰だって、いつ死んでもおかしくない。

 

自分の意志とは無関係に、生まれる。

自分の意志とは無関係に、喉が渇く。

自分の意志とは無関係に、腹が減る。

自分の意志とは無関係に、体は生きようとしている。

 

あなたがどんな意志を持とうが、あなたの自由だ。

同じように、俺がどんな意志を持とうが、俺の自由だ。

俺はあなたを死なせない。