死にたい夜にかぎって
3年ぶりに投稿する。
死にたくなると、あなたを思い出すのはなぜだろう。
彼女ができた。
仕事が見つかった。
家が見つかった。
でも、やっぱり、死にたい。
このために生まれたんだと思うことを、俺はまだ見つけられない。
俺はまだ、俺の人生に納得できない。
今日、母親とごはんを食べた。
殺したいほど憎んでいる相手だ。
俺の苦しみの99%を作った人だ。
それでも子供は、親を愛してしまう。
親は子供を作れるけど、子供は親を作れない。
親は子供の代わりを作れる。
子供は親の代わりを作れない。
子供にとって、親は絶対の存在だ。
親と子の非対称性を、親を知らない。
親と子は対等じゃない。
子は圧倒的に弱者だ。
俺は頭が良い。
俺は天才だ。
そうやって、自分の脳みその世界に引きこもって生きているほうが楽だ。
でも、他人に会いたくなるのはなぜだろう。
生身の体で、同じ景色を見たいと思うのはなぜだろう。
俺が死にたいと思うのは、俺が生きているからだ。