続 自己肯定感とは

自己肯定感を身に付けるには、もう遅い。と書いたのには理由があります。

それは、自己肯定感なんていらないと思っているからです。

俺は、自己肯定感という言葉が嫌いです。

この言葉には、「自己肯定感が無い人間はクズだ」みたいなニュアンスがあります。

でも、ちょっと考えてみてください。

自己肯定感は、自分の力じゃ手に入らないんです。

他人の力でしか手に入らないんです。

なのに、現在。

自己肯定感がある人のほうが、良いとされています。

自分の力じゃ手に入らないのに、手柄は自分のもの。

この矛盾が嫌いです。

俺は、人生のほとんどは、才能で決まると思っています。

遺伝子という才能。

親という才能。

環境という才能。

身体という才能。

脳という才能。

外的要因で形成される、人格という才能。

遺伝的特徴の発現も、親も、環境も、身体も、脳も、人格形成も

突き詰めれば、答えの無い、運。

自分の意思ではどうにもならない、運という才能。

自己肯定感を持っている人と、持っていない人の違いは

運です。

運を含めた、才能です。

ただひとつ、運でも才能でも無いものがあります。

たったひとつ、誰でも自由に選べるものがあります。

それは、今を生きるということです。

今、この瞬間を、生きる、ということです。

自己肯定感なんていらないと思います。

他人からもらったものを、偉そうに振りかざすな。

こんな矛盾だらけの概念、くそ食らえ。

俺は、自分を否定してでも、他人を思いやれる人が好きだ。

俺はそんな人を、安心させたい。

そんな人に、良い経験をさせたい。

そんな人の、選択肢を増やしたい。

そんな人の記憶を、良いことでいっぱいにしたい。

そんな人の想像力を、優しさを、肯定したい。

後先なんてどうでもいい。

俺は、今を生きる。

 

俺にこんなことを思わせて、こんなことを書かせるあなたは

すごいんだよ。

自己肯定感の解説

引用元

http://www.nhk.or.jp/sukusuku/p2019/804.html

立花良之(国立成育医療研究センター こころの診療部 乳幼児メンタルヘルス診療科 /児童精神科医

体罰が親子関係を揺るがしてしまうことが問題」

子どもが体罰を受ける中で「自分は親から愛されていない」「親は自分のことを大切にしてくれない」という思いを抱くようになってしまった場合、子どもが基本的な安心感を持ちづらくなることがあります。子どもが健やかに成長する上で欠かせないのが『安心感』です。これは、親からの愛情が子どもに伝わることで得られますが、体罰によって伝わりにくくなってしまいます。

また、体罰によって他の人に対する攻撃性が増したり、情緒が不安定になったりすることもあります。中には、自尊心が低下してしまい、「自分なんかいなきゃいいんだ」と、幼い子どもでも死にたい気持ちが強くなるようなケースもあります。

体罰の影響を考えるとき、子どもがどう感じるかという視点に立つことが最も重要です。

 

玉井邦夫大正大学 心理社会学部 臨床心理学科 教授/臨床心理学)

当たり前のことですが、体罰は苦痛です。苦痛なことは誰だって避けたい。大人は、「こんなに痛い目を見るのだから、もうやめなさい」という理屈ですが、罰の怖さというのは、「それはダメだ」ということしか伝えないことです。それでは、「これからどうすればいいのか」は伝わりません。
罰だけを与えられた子どもは、罰を避けることだけを考えるようになります。そして、「愛されたい」「認められたい」という方向にいくのに、どう動いていいかわからないという状態に追いやられていきます。これは、子どもが生きていくうえでとても苦しい状態です。
体罰によって低くなってしまった自己肯定感は回復しますが、そのためには「よい経験」をたくさんする必要があります。でも、「回復するのだからいくらたたいても大丈夫」という免罪符ではないということはしっかりと押さえておかなければなりません。

まずは、それをしては「ダメ」というメッセージだけではなく、何をすると「OK」なのかをしっかり伝えることです。子どもに、これは「OK」という選択肢をどれだけつくってあげられるかということを考えることが大切です。
友達をたたいてしまったときには、「たたいたらダメ」と言うだけではなく、「お友達にこうしてあげればよかったね」と一緒に考えてあげることが必要だと思います。

 

大日向雅美(恵泉女学園大学 学長/発達心理学

もっと子育ての『き・そ』を考えたいと思います。
『き』は記憶について。今回は「子どもに手をあげてしまう」ことが大きなテーマでしたが、実は私も子どもをたたいてしまったことがあります。長女が3歳のとき、子どもは何も悪くないのに私に余裕がなく、たたいてしまった。疲れていました。そのときの手の痛みこの記憶を忘れずにいくことが大切だと思います。
もう一つは『そ』、想像。例えば、子どもをたたいてしまったとき、子どもは「どんな気持ちで自分を見ているだろうか」と想像し、「なぜ聞き分けがなかったのだろうか」と考える。これが子育ての記憶と想像、『き・そ』です。

自己肯定感の定義

実用日本語表現辞典

自分のあり方を積極的に評価できる感情。

自らの価値や存在意義を肯定できる感情。 

自己否定の感情と対をなす。

 

こころの問題辞平凡社 2006年

自己肯定感に近い概念として「自己有能感」という用語を用いて説明。

自分の可能性を信じ

自分はできるんだという自信をもち

肯定的に自己を認識すること。

 

特別支援教育大事典 旬報社 2010年

ありのままの自分を受け止め

自己の否定的な側面もふくめて

自分が自分であっても大丈夫という感覚。

 

カウンセリング心理学事典 誠信書房 2008年

カウンセリング実施者、非行少年、並びに摂食障害改善に関して

自己肯定感が必要。

 

心理学辞典 有斐閣 2010年

全体的な自己イメージを肯定することは

外部からの脅威への有効な対処法。

 

 

アメリカの社会心理学

クロード・スティー

個人が自己概念を脅かす情報や経験に

どのように適応するかに

自己肯定感が関わっている。

 

英語

self-affirmation

セルフアフィメーション

自己肯定感とは

最高のお題をありがとう。

お返しに、いきなり結論を言います。

自己肯定とは、自己の絶対化。

自己否定とは、自己の相対化。

ものすごく分かりやすい図があったので、見てください。

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画像の引用元

https://www.kikakulabo.com/thinking-soutai/

自分を絶対化すると、他人と比べないから、落ち込まない。

自分を相対化すると、他人と比べるから、落ち込む。

休みの過ごし方

目が覚めたら、radikoでお笑いのラジオを聞く。

1時間くらいベッドから出ない。

トイレが我慢できなくなって、ベッドから出る。

ヘッドホンでラジオを聞きながら、トイレに行く。

そのままの流れで、手を洗い、歯を磨き、顔を洗う。

洗濯開始。

ラジオを聞きながら、朝ごはんを作る。

録画してたお笑い番組を見ながら、ごはんを食べる。

洗濯物を干す。

ここで疲れてたら、ベッドに戻って休む。

まだいけそうだったら、もう一回洗濯機を回して、一週間分の家事をする。

窓を開けて、換気しながら掃除機をかける。

晴れてたら、布団も洗濯する。

このへんでもう夕方くらいになっている。

晩ごはんを食べる。

風呂に入って、ラジオを聞きながら寝る。

改めて考えると、家事が好きなのかもしれない。

でも料理は頭使うから疲れる。だから同じものばっかり作る。

体調が良かったら出かける。

お笑いのライブを見に行ったり、お芝居を見に行ったり、音楽を聞きに行ったりする。

下北沢とか、中野とか、新宿とかの、小さい劇場が好きだ。

さらに調子が良かったら、花を買って帰る。部屋に飾る。

図書館に行って、詩集を借りる日もある。

ということで、俺の休みの過ごし方は

ラジオ、家事、ライブ、花、詩集、です。